こんにちは、こんばんは
この記事はこんなツマラない、もうすぐ45歳のおっさんが書いています
bokupapaです
- もうすぐ45歳です。人生の半分をニュージーランドで過ごしています
オーストラリアでも1年3ヶ月の滞在経験もあります - もうすぐミニマリストの影響を受けて3?年くらいになります
- もうすぐランニングを始めてから12年くらいになります
びっくりするくらいレベルが上がっていません(泣) - もうすぐレスリングを始めて15年くらいになります
ちょっとは強くなれた実感があります - もうすぐ息子が小学校本入学です。時間が経つのは本当に早いですね
- もうすぐ死ぬんだなと思うと毎日焦っています。
Die with Zeroの影響をモロに受けました。もっともっと家族との思い出作りに勤しみたいと思います。
絶対に移住してはならないニュージーランド編その4、辛口編をお送りします
一部の方に不快感を与えるかもしれませんので、あらかじめ断っておきます
- 運転前の飲酒
について書いていきましょうね
おい、てめぇ!、またふざけたこと言ってんじゃねーぞ?
このクソ野郎!
ぶち殺すぞ!ワリゃあ?オウ?
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このシリーズは結構人気で、よく読んでいただいています
こちら
絶対に移住してはならないニュージーランド
絶対に移住してはならないニュージーランドその2
絶対に移住してはならないニュージーランドその3
ニュージーランドについてどんな印象がおありですか?
たくさんの方が、ニュージーランドはのんびりしていて、人もおおらかで、平和なんだろうなあ・・・
そんな印象を持っているんじゃないでしょうか?
その通りなんですけれどね・・・・・
飲酒についてはニュージーランド人のおおらかさが超裏目に出ていますね
少し大袈裟な表現を許してもらうと
ニュージーランドでは運転前の飲酒はOKなんです
テレビやコマーシャルなのでは、飲むなら乗るな、乗るなら飲むな
などの文句を流していますが、現実的にはたくさんの人が運転前に飲んでいますね
おい、てめぇ!、何が悪いんか言ってみーや?オウ?
またふざけたこと言ってんじゃねーぞ?
このクソ野郎!みんな飲んじょるわいや!
酒飲んでもええんじゃいや!オウ?
殺てまわすぞ!
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では実際に政府がなんて言っているのか、決まりはどうなっているのかを見てみましょう
ニュージーランドではアルコールと運転についてはこんな感じです
In New Zealand, the alcohol limit for drivers aged 20 years and over is 250 micrograms (mcg) of alcohol per litre of breath and the blood alcohol limit is 50 milligrams (mg) per 100 millilitres (ml) of blood. If you are under 20, the alcohol limit for drivers is zero. You must not drive if the amount of alcohol in your breath or blood exceeds these limits.
日本語に訳しますと
ニュージーランドでは、20歳以上のドライバーのアルコール制限値は呼気1リットルあたり250マイクログラム(mcg)、血中アルコール制限値は血液100ミリリットルあたり50ミリグラム(mg)となっています。20歳未満の場合、運転者のアルコール制限はゼロです。呼気または血液中のアルコール量がこれらの制限値を超えている場合は、運転してはいけません。
罰則に値する基準値は日本の基準値と同じ数字が書かれています
なのでニュージーランドの基準が著しく低いなんてことはありません
ですが、長年レストランで働いている僕の肌感覚では下のような会話がよく聞かれます
わしゃぁ、24歳じゃけえ、ビール2杯、ワイン1杯くらいなら運転前に飲んでもえーわいね
運転前に少し時間をおけばもっと飲めるわいねえ
ワシゃぁもう40超えちょるけぇのぉ
ちょっとくらい飲み過ぎてもえーわいね
もう子供じゃないんじゃけぇのお
ビール飲み過ぎたくらいで検査には引っかからんし、警察も許してくれるわいねえ・・・・
ビールなどのアルコールどの低いものはお茶代わりですね
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実際に飲酒運転で捕まった人を知っていますが、実際の罰金がたったの2500ドルくらいだったし、免許も1ヶ月か3ヶ月停止程度でした
実は何回も飲酒運転を見逃してもらっていたりもします
僕がニュージーランドに来たのはは1997年でした
当時のニュージーランドと日本の飲酒にまつわる環境はニュージーランドが一歩進んでいました。
ニュージーランドの方が基準値、罰則ともに重かったと思います
世界一の政治国ですので、大人がしっかりとルールを作って守っていたイメージ(当時の基準で)がありますね
日本のほうは電車内やお花見などで飲酒をする文化があったので、飲酒に関して倫理観が低い文化でした。
運転前の飲酒に関しては、基準値、罰則の重さなどは日本の方が比較的軽かったと思います
では何故、今日現在は日本の方が進んでいて、ニュージーランドは成長できなかったんでしょうか?
- 娯楽が少ない
- もともと公共の場での飲酒規制があるので、(日本では比較的どのような場所でも飲めるのに対して、ニュージーランドでは飲めない区域が儲けられています)それ以上重くは出来なかった
- アルコール産業からの政治家への圧力
- フランスなどよりかはマシ・・・という不思議な理論展開をする人が多い
- 車社会。酒飲みの絶対数とタクシーの絶対数の大幅な不一致
以下罰則
ニュージーランドではアルコールと運転に関する罰則についてはこんな感じです
A driver convicted of a first or second drink-driving offence can face a prison term of up to three months or a fine of up to $4,500 and lose their driver licence for six months or more.
日本語に訳すと
飲酒運転の初犯または再犯で有罪判決を受けたドライバーは、3ヵ月以下の懲役または4,500ドル以下の罰金を科せられ、6ヵ月以上運転免許を失う可能性があります。
ちなみに日本はこんな感じ
酒酔い運転 | 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金 |
---|---|
酒気帯び運転 | 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金 |
違反種別 | 酒酔い運転 | |
---|---|---|
酒気帯び運転 (呼気1リットル中のアルコール濃度0.25ミリグラム以上) | 25点 | |
酒気帯び運転 (呼気1リットル中のアルコール濃度0.15ミリグラム以上0.25ミリグラム未満) | 13点 |
さすが我が国日本、基準点が2段階でありますね。痺れるほどカッコいいです💓
ニュージーランドには日本の最初の基準点が設けられていませんね。つまり、運転前の飲酒が認められているということになりますよね。
僕は長年お酒を販売する仕事に就いているので、日本国のこのくらいの罰則の方が、胸を張ってアルコール販売することができます。
自社利益だけを考えたら罰則がなくて、売れるだけ売れる方が良いんでしょうが、自分が正しい人に正しくお酒を提供しているという自負が欲しいですし、そのようなお客様だけにお酒を楽しむ資格があると思います。
ニュージーランドでは犯罪の6割がアルコールが原因という調査報告が出たくらいなので、売る側としてはずっと引け目を感じ得ずにはいられなかったです
アルコールを売ることが犯罪を増やすことと同意になってしまったのではないかと毎日自己疑問に悩まされます
厄介なのがスタッフパーティーですね
みんな車で来て酒飲んで車で帰ります
心の底から嫌いです(笑)。人間が嫌いになる瞬間です。
法的には良いのでしょうが、生理的に許せません。
こいつらがこのパーティーの後、車を運転して誰かを轢き殺したりして、その後に被害者の家族から責め立てられたらどうしよう?
といつも思ってしまいます
法律違反ではないと言うところがどうしても理解できません
自分が被害者家族の立場になったらと思うとどうしても許せません。飲酒後の運転事故犯人に対して、自分の家族を殺めた犯人に対して、100%確実に必殺仕事人に仕事を依頼します
僕は12.3年前から職場でアルコールを飲んでいません。飲めない体質と嘘をついて飲んでこなかったです。
自分自身をお酒が飲めない設定にしておくとスタッフパーティーなどで無理に飲まされたりは勿論、不参加でもなんとかなります
以前はパーティーに行かないと翌日に嫌がらせを受けましたが、時代が良い方向に変わってきました
最近の若い人はアルコール離れが顕著で、パーティーなどに来ない人も多いのです。
それに乗っかって(笑)、僕みたいな中年や年配の人で、アルコールを飲まない人の不参加も増えてきました。本当にありがたいです
現在でも嫌味を言う人や、あからさまに仕事場で不公平に振る舞う上司もまだまだ沢山いますが、以前よりはだいぶマシですね
だいぶ暮らしやすくなってきたと思います
が、運転前の飲酒が普通に行われているのは現実です
レストランで働いているので、まさに目の前で起きています(笑えない)
僕の高校時代の夢はバーテンダーになることでした
漫画「BAR・レモンハート」に代表される、素敵なバーテンダーになりたかったんですね
なのでお酒が嫌いなわけではありません。
悪い酒飲みが嫌いなんです
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました